TOEICリーディングセクションの先読み禁止
先月くらいからあちこち書かれているようですが、TOEICで禁止行為が追加になったというニュースがありました。
リスニングテスト中にリーディングセクションの問題文を見る行為、またはリーディングテスト中にリスニングセクションの問題文を見る行為
これは「試験が始まってから、1問目が読まれるまでにPart5を解く行為」を狙い撃ちにしてますね。僕もいつもやってるし、一番有名なテクニックかと思いますので、それについての感想を少し。
(意見の参考として、最近の点数はこんな感じ)
次回の試験からこの規定が適用されるようですが、一番気になったのは「趣旨は分かるけど、これ運用するの無理じゃない?」ってことです。2~3人の試験官で全員は指摘しきれないだろうし、声出して指摘するとちゃんとディクテーションを聞きたい人の邪魔になるだろうし、もう対策として「Part5がダメならPart3,4を先読みしよう」見たいな話も出てるから区別が付かないだろうし・・・現実的には受験生の良心に任せるだけになりそうですね。
次回は申し込みを忘れてしまったので情報を集めたいところです。
あと、Part3,4の先読みが本当に効果あるの?っていうのが常々気になっていたのですが、関連記事を調べる中で見てみるとやっぱり難しいみたいですね。Part3,4の場合
スクリプト(音声あり、印刷無し)
問題文(音声あり、印刷あり)
回答(音声無し、印刷あり)
40秒後に次のスクリプト
が繰り返されるわけですが、僕ぐらいの点数だと
・回答が40秒ぎりぎりになることがほとんどなので先読みの時間がそもそも無い
・問題文は読み上げられてかつ印刷もあるのですが、読むより聞いた方が早く理解できる(Readingのスキル不足を感じてイライラするんですが、試験中はこれが結構きついんです・・)
・設問を3つ同時に読んでもかえって混乱する(これは個人の短期記憶と慣れの問題か・・)
といった感じで逆に混乱してしまいうまくできません。結局テクニックは使わず力業(というか普通に)解いてます。リズムが大事ですからね。
個人的に、850点超えたあたりから有効になるテクニックなのかな?とか思ってますが、確認できるくらいまで頑張らないとですね。